2017 031234567891011121314151617181920212223242526272829302017 05

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--..-- スポンサー広告  comment(-)  trackback(-)

第5話;苦悶そして歓喜のひととき day 2.

IMGP0826c.jpg
2日目の朝も朝5時半にスタートしました。今日の、ガイドはEvinというあまり口数の多くない(というか我々が英語がだめなためでしょうか)男です。が、2日一緒にいましたがとてもいいやつでした。

スチールヘッドはそうやすやすとはつれません。昨日から懸命にやってますがアタリもありません。自分は、14.5fの竿にトリコロールスペイ(ショートベリーです)の9/10のタックルでここまでやってきました。

岸からどん深のポイントも多いですし、午後には強風も吹きすさぶことがありますが、反面ひざ下までのウェーディングでバックがひらけているポイントもあります。しかしここで釣りをするならば、ショートベリーより長いラインには実用性はないような気がしました。チップは初日はType IIIかフローティングでやりましたが、今日のガイドはどんな深みをさぐる場合でも昼間でもフローティングでくるものはくるといいます。心もとなさを感じつつも朝一からずっとフローティングラインでキャストしつつづけました。

IMGP0827c.jpg

ずんずん歩いていくガイドにつれらて入るポイントはおよそ日本の本流釣りにはあまりみないポイントです。
岸から1mと離れられず、押しの強い流れにおもわずつま先立ちになりそうになる通称バレリーナポイント。
バックスペースがスペイにはどうのこうのとかいいますけど、そんなきれいごとは通用しません、実戦では。横から投げたり、ロールキャストで静かに丁寧にガイドと肩をこすり合わせながらつらなければいけません。ちなみに、サイドにひいてサイドからなげるなんとかスペイ(Al Bahrの本を参照ください)というのが有効なキャストだと思いました。

まるで、釣りの学校にでも入学してしまったかのようなひと時です。ラインのメンディング、キャスト方向とか逐次教えてくれますが基本的にはメンディングはしないようにいわれました。

IMGP0828c.jpg

朝から3人とも全くあたりもなし。たかが1日半くらいとお思いでしょうが、3人ではいって確実に魚の付いているだろうポイントをものすごい距離を休みなく流して当たりもなしというのは日本でのボウズの感覚とはちょっとちがってて、

ほんとうにナ~んにもなし、なのです。渋すぎるのです。

今日は月曜日でしたが、コロンバスデーで休みの人も多いため右岸のポイントにはびっちりと人が入ってました。フィッシングプレッシャーもかなりなものですが、気温、天候によりフライにアタックしない日は結構多いとのこと。

IMGP0829c.jpg

傾く日を浴びながら今日もダメだったか~と、でも、気持いいな~とボーっツと考えてました。その間、Evinは、キャストでもなくフライでもなくただ魚の気まぐれなんだ。Never loose your confidence.と励ましてくれます。

IMGP0833c.jpg

最後となるポイント。他の2人は右岸側へ。私は左岸へ案内されました。ボートからおりで一旦陸を歩き木立のあるドン深ポイントへつれていかれました。途中岸際をガイドは複雑な経路を通って(深いので)岩の上を歩きながらものすごい水圧の中、木立の前方へでれるポイントへたちました。ガイドが立っている地点までいくのも容易ではありません。

やっとのことでガイドの立っているポイントへ。肘を突き合わせながらここで、リバースダブルで1mずつ投げていくようにとのことです。

すごい流れと水深にもかかわらずフローティングラインでOKと。フライはgreen butt lum plumというやつで実績抜群のフライをつけました。

目の前、4~5mくらいからほぼ目線と変わらないようなところをフライは流していきます。1mずつラインを引き出してなげます。竿には負荷がかかりずらく近距離キャストも難しいものです。下流側に大きな岩がはいっています。
ラインはどんどん長くなっていきますが一向に反応はありません。薄暗くなりつつある中、1mも前に出たら流され(たぶんこの場合、死にます)、すごい状況なんですけど......と思いながら、フライラインはほぼベリー長がでたあたりでしょうか。たぶん16mくらいだったような。ほぼ岩の前あたりまできました。何事もおこならいので気をぬいていたと思います。
それは、ボーーツとラインを眺めながら、スウィングの最中でした。突然、竿を持っていた右手がもものすごい力で持っていかれました。

????? となりにいたEvinになんかいったように思います。彼の目も一気に輝き始めました。

直後、ものすごいでかい顔をしたスチールヘッドがはねるでもなく上半身のみを水面からだすようにローリングしたのがみえその次の瞬間、フライラインから火花がでたような錯覚を覚えるほど音をたてて張りました。

(その手ごたえはいままでご禁制のスレがかりでも味わったことのないような衝撃。)

魚はその場でなんどもでてはもどりでてはもどりを繰り返すと、一気に自分と同じ位置まで上ってきます。急いでラインを巻き取りますが、自分もディープウェーディングしてますので真横のほぼ目線に近い高さにいるのでとてもへんな感じです。

そしてまた、リールをすごい力で反転させ戻っていきます。この魚は高いジャンプはしませんでしたがときどき肩の(頚の回りが太くて立派なのです)高さまで水面まで魚体をあらわにします。すごい立派な魚体でした。薄暗くなりつつある曇天の中、リール反転の音と糸のきしむ音が響きます。

魚とともに下流へ、歩けたらいいのですが、深くて一歩も下れません。岸にちかずいていくのも岩の入り組み方が複雑で大変です。

You take care the fish.
I 'll take care of your body.

といわれながら、私は腰をEvinにつかまれながらゆっくり岸際へ。竿を持つ左手がだるくなってきました。

なんども、流れに戻りながら格闘をつずけましたが魚も腹を上に回り始めたため早く岸によせてしまおうと言われました。

フライラインをほぼガイド近くまでいれ岸際へ。魚が見えてきました。感動です。ガイドがラインに手をかけて尻尾をつかみました。数秒の間をおいて魚がばしゃばしゃあばれたと思うと今度はぶっちりとラインがきれて魚はガイドの手を離れフライをつけたまま流れへ戻っていきました。

写真は取れなかったけど、やっときたアタリがフッキングにいたりスチールヘッドをつることができた喜びですまなそうにするEvinに握手しました。

それにしても丸2日やって途中、troutもsuckerとよばれるウグイのようなやつも一匹もかかることがなく、唐突にきた魚の反応がコレというわけです。

風邪が悪化し朦朧となった頭で、これはなんというか麻薬に近いものがあるなと、10年若くこれに遭遇していたら、私は道を踏み外していたような気がすると思いながら2日目を終えました。

しかし、ここでスチールヘッドとの2ショット写真をとれなかったことが残る2日の死闘へとつながっていくのでした。

つづく.........
スポンサーサイト
2008..24 未分類 comment7 trackback0

comment

修行僧
Tommyさん、こんばんは。
steelhead holding lie = 魚のいるところ、は、
なんどか案内されると流速、水深ほぼ一様でした。あまり早いところにはいないようです。

メンディングは、実際のところはどうなのかわかりませんです。DTなんか使ってメンディング操作を多くして釣ることができたら一番上手なんでしょうが、つかれちゃいそうです。ガイドたちはスカジットかアンダーハンドキャストで機械的にフライを入れていくような感じをうけました。
2008.10.24 22:29
修行僧
ブッチャーさん、こんばんは。

観察しているとフローティングラインでも適正スピードの流れに流すとフライは、意外と沈んでいるものでした(適正なボリュームとマテリアルでまかれた場合)。13~14fの竿ではリーダーは9feet で充分で0~1Xでいいように思います。

ほんとに全く何もないものなのですよ、何かあるまでは。
2008.10.24 22:14
tommy
ハラハラしながら読まさせていただきました。
確かに「メンディングは必要だが、悪である」って言いますよね。あちらの方は・・・・。
もの凄い流速でもフローティングラインを通す。それでも掛かるんですね。大変勉強になる釣行記です。
2008.10.24 21:43
ブッチャー
修行僧さん こんばんは
突然は困りますね・・・心の準備が・・・ですね

質問です
フライは水面直下を流れてるんでしょうか?
フローティングにリーダーはなんフィート?太さは?Xですか?
2008.10.24 19:17
修行僧
Sheepさん、こんにちは。
まだ道はふみはずしてはいないと思うんです。本当の麻薬の部分は、流しても流してもつれない部分でしょうかね。その期間が長いほど、ヒットしたときの脳内麻薬の放出量が多くなり、また次の機会を渇望するという退廃的反復行動こそがスチールヘッディング、ではないかと。
キャストは次回にでもupしてみますね。
2008.10.24 14:41
bifocalsheep
あともう一個。
リバースダブルの有効性.........けっこういいでしょう!使えるでしょう!!

それに..........
そのサイドからのサイドキャストの詳細を知りたいです。
よろしくお願いします。
2008.10.24 11:40
bifocalsheep
Dream comes true.
あのイケナイ薬の味を知ってしまったとしたら..........
あ~来年も.......来年も..........となり

もう道を踏み外しておりますよ。

2008.10.24 11:37

post comment

  • comment
  • secret
  • 管理者にだけ表示を許可する

trackback

trackbackURL:http://speybeggar.blog95.fc2.com/tb.php/161-85ed0855

プロフィール

修行僧

Author:修行僧
遡上系中年男子

カテゴリー

ブロとも申請フォーム

Pika_Mouse

powered by
3ET

ブログ内検索

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。